2016年も漫画の映画実写化が続々と発表されていきますね。2017年も次々と実写化映画が公開される予定です。
漫画が実写化すると話題になり、原作に興味を持ってもらえるので一見いいことに思えます。しかし、この漫画の実写化というのは大半の作品で批判が出ます。それなのになぜ実写化は止まらないのか。今回はその理由について書いていきたいと思います。
実写化に反対する理由
まずは、実写化に反対する理由から見ていきましょう。漫画の実写化に反対の人はこんな意見を持っています。- キャラクターに合った俳優、女優がいない
- 実写化のせいで原作の評判が落ちる
- 独特の世界観を壊されたくない
- 原作を無視した展開
確かに自分のキャラのイメージというのは誰でも持っていますからね。それと違ったキャスティングだと当然違和感を覚えます。これはアニメ化の時にも感じる人はいるようです。
さらに、未完の作品も実写化されることが多いため原作とは違った展開になることもしばしば。
これらの理由で実写化は嫌われているようです。
批判が多いのに実写化が続く理由
こんなに批判が多いのになぜ実写化は続くのでしょうか。実写化は儲かるから
批判が多くても実写化が続く理由。それはやっぱり儲かるからです。いやーここまで堂々とされると逆に清々しいですね(笑)人気漫画を実写化するとそれだけで話題になり、ヒットしやすいんですね。どれだけファンからの批判が多くても、興行収入が多くても商業的には成功になるんですね。
漫画が原作で大ヒットした作品には以下のようなものがあります。
- ROOKIES 卒業 85.5億円
- THE LAST MESSAGE 海猿 80.4億円
- 花より団子ファイナル 77.5億円
原作使用料が安い
他にも実写、漫画作品が原作のものは原作使用料が安いという理由があります。どんなに大ヒットしても、原作者に売り上げは支払われないのです。先ほど書いた海猿も原作者には250万円しか支払われなかったとか。これで原作者がフジテレビに対して激怒したというエピソードは有名です。
堂々とこの実写化のシステムを放送したことでネットでもかなり否定的な意見が出ています。
- 「原作使用料安すぎだろ」
- 「映画のクオリティもクソだし、システムもクソ」
- 「売り上げの○%の方がいい」
そりゃ当然、こんなこと言われたら「は?」ってなりますよね。
私も放送を見ていましたが、「実写化が続く理由ってなんだろう・・・」と興味深く見ていたら、
「儲かる」だの「原作使用料が安い」だのお金関連ばかりの理由でかなりびっくりしました。
まとめ
つまり、漫画の実写化が止まらないのは「原作使用料が安くて、儲かるから!」
ということになります。
私も正直、漫画の実写化というのはあまり好きではありませんが、こういったシステムで映画が作られている限り実写化は止まらないでしょう。
どれだけ実写に反対しようが、映画のクオリティが低かろうがこれからも実写化は続いていくのです。